Our Approach

IDEO Tokyoのビジョン

IDEO (アイディオ)は、グローバルに展開するデザインコンサルティングファームです。

世界9ヶ所に点在するオフィスがコラボレートし、医療、自動車、化粧品、教育、家電、行政、ITなど、様々な分野の組織におけるクリエイティブな文化の醸成、そしてイノベーションを生み出し続けるための仕組みづくりを支えてきました。

2011年、IDEOが日本にオフィスを構えたのは、この国が次のような点において世界的に評価されており、大きな可能性を秘めていると考えたからです。

  • 日本に深く根差すものづくりの伝統と、細部への精緻なこだわり。

  • 外から新しいものを受け入れ、融合し、改善していく力。

  • 極めて優れた文化と、革新的な技術。

  • おもてなしの心、相手への敬意、優しさ、思慮深さ。

  • 不屈の精神、立ち直る力、永続性。

IDEOは、日本が培ってきたこうした素晴らしい魅力の数々が、向こう10年のうちに日本が再び国際社会において経済的、文化的インスピレーションを与える存在として台頭する基盤となることを、確信しています。

IDEO Tokyoは、過去7年間、日本の様々な組織と協働する中で、大胆かつ有益で斬新な発想を世界で初めてカタチにしたり、新たなアイデアを試すためにリスクをとろうとする仲間を支援したり、建築・文化・ものづくり・ファッションなどにおいて新旧の要素を融合させるといったケースをいくつも見てきました。このようなポテンシャルは、あらゆる組織・個人の中に眠っていると感じます。

IDEO Tokyoは、日本の変化・進化の触媒となり、クリエイティビティを開花させることで、新たな価値を創造していきます。

IDEO Tokyoのアプローチ

デザイン思考/人間中心デザインは、IDEOが1991年の創業以来、Appleの初代マウスをはじめ、人とモノ、人とコトのインタラクションをデザインする上で大切にしてきたアプローチです。

「デザイン思考」は、プロセスや方法論として語られることもありますが、重要なのは「型」そのものではなく、これを実践する人、文化、マインドセットであると私たちは考えています。

IDEOが「人間中心」と言うとき、それは必ずしも、顧客やユーザーだけを意味するわけではありません。組織も個人も「正解のない課題」に向き合い、「今まだ存在しない価値をつくる」ことを求められる今の市場においては、作り手の主観も重要です。人の潜在的欲求について探り、そこで得たインサイトを自らの意志として、新たなモノ、コト、ビジネスをデザインしていくのです。

私たちは、クライアントが「主観を持つ勇気」を鼓舞し、それを軸にどんな未来を創りたいのかを描くことを支援します。そして、そのために必要なビジネスとしての実行可能性や技術的側面を、共に考えていきます。

「世の中がどうなるのか」を予測するのではなく、「どんな世の中をつくっていきたいのか」を起点とし、関わる人すべての視点と考えを活かすアプローチ、これがIDEOの「人間中心デザイン」の本質です。

"Diversity" makes IDEO different

IDEOのアプローチは、決して特別なものではありません。しかしながら、このアプローチを徹底的に深堀りしてきた経験と実績を誇る、好奇心と創造意欲に満ちた多様な人材が集う専門家集団であるということが、IDEOを特別な存在にしています。

世界10ヶ所に点在するIDEOオフィスには、様々な国籍、才能、職能、価値観を持つ人材が揃っています。IDEOが相談を受ける事業分野は多岐に渡りますが、グローバルに連携するチームのなかには、エンジニア、建築家、人類学者、経営戦略デザイナー、脳神経学者、医師、心理学者など様々なエキスパートがおり、必要に応じて国を越えて人が行き来したり、相互にサポートし合う文化が根付いています。そのため、引き出しの数が圧倒的に多く、多面的で質の高い提案を行うことが可能です。IDEOの人材は、各分野において優れた才能の持ち主でありながら、好奇心、創出意欲に溢れ、仲間から学びたい、成長し続けたいという気持ちに満ちています。

IDEO Tokyoのチームは、日本独特の感性を尊重しながら、グローバルな視点を融合させ、日本の組織の創造する力を支えています。 

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Jul 2016

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